現在の日本ではさまざまな働き方が存在しており、派遣社員というスタイルも珍しくありません。これは一般的な企業だけでなく保育士の世界でも派遣保育士という働き方が登場しているのです。派遣社員は製造業のイメージが強いかも知れませんが、派遣保育士はこれから増加すると考えられています。
それでは、一般的な保育士と比較して派遣保育士はどういった違いがあるのでしょうか。最も大きい違いは雇用主が違うということでしょう。正社員は会社と直接雇用契約を結びますが、派遣社員の場合は人材派遣会社と雇用契約を結びます。そのため、保育園で働いていたとしても派遣保育士の雇用主は人材派遣会社です。
そして、派遣保育士の場合は雇用期間も決められています。正社員の保育士であれば契約期間が定められていませんので定年まで働くことが可能です。しかし、派遣保育士は最初に人材派遣会社と雇用期間を決めてから働きます。雇用期間が2年だった場合は2年働き、その後に契約を延長するかどうかは本人と保育園の希望によって決まるのです。そのため、派遣保育士は雇用契約と雇用期間に大きな特徴があると言えるでしょう。派遣保育士を考えている方はこれらに注意してください。